~量子力学~
自然科学者の理不尽な点
私は高校時代、知識が豊富な化学(正確には理科ですが、化学しか教えておられなかったので)の先生に、 次のことを言いました。「○○先生、20世紀に入って、天才の目はなぜか物理学にばかり向いたそうですね。」
そしたら、その先生から予想外の答えが返ってきました。「なにが!そうじゃなくて物理の連中がいい研究を みんな取っていったんだ!」
いや、驚きました。私は本に書いてあったことをそのまま言っただけなので、「そうだね。」という答えが返っ てくるとばかり思っていたのです。
量子力学はもともと化学の研究者が考えたもので、それをむりやり物理学の論文誌に載せられたのだそうです。 素粒子の研究にしても話は同じだそうです。・・・学問とは、ぜんぜん理想郷の中での産物でない、とても汚い ドロドロしたものだったのです。戦争、自分の名誉を賭けたエゴイズム、巨万の富の奪い合い・・・そんなもの が渦を巻く世界なのでした。
量子力学の結論
さて、それはさておき、量子力学でわかったことは何だったのでしょうか。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、「微小な世界、常識と極端にかけ離れた世界では、観測結果は確率で しかわからない」というのが結論です。観測・測定装置の技術的な問題ではなく、たとえば位置と運動量(重 さと速さを掛けたもの)は、「原理から言って」、完全に正確にはなるわけがない、ということです。
ここまでくると、どうしてそうなるのかは説明できない、カンを働かせるしかないって話になってしまいま す。
虚数、つまり2乗して「-1」になる、現実にはありえない数を使った波を考え、それを2乗すると、実験できる、 ある観測の結果の確率を表すグラフになるのです。このグラフは正確なものであることが実験で証明されていま す。
あと、量子力学的にわかるというのは、「微分方程式」と呼ばれているものを解くことと一緒になります。
要するに、今回の結論は、「量子力学では、細かいことを言うなら、確率でしかわからない、ということが証明 された」ってことです。
どのページも、くら~い話ばかり続きますが、それらが今の科学の真実ですので、お付き合いいただければうれしい です。
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